今朝旦那が何かしゃべってる声で目が覚めた。
英語でもイタリア語でもない。
誰としゃべってるんだろう、と思ったら、PCの前でワタシの両親とカメラチャットをしていた。
毎週日曜の朝は日本の家族とチャットで会う約束なのにワタシすっかり忘れてた。

主に日本語しか話せないワタシの両親相手に、カメラの前で悪戦苦闘してる旦那の後ろ姿が面白かったので、しばらく寝た振り。

「エーーー、オハヨゴザイマース!サクラチャン オヤスミネ」
旦那、怪しい日本語を明るく溌剌としゃべる。

英語を少々たしなむ母が何か言ってる。

「エー、ワタシハ オカサン ダイジョブ。ハイハイ。ドーモアリガトゴザイマース!」
母は「あなたのイタリアのマンマの体調はどう?」と聞いたらしい。
一応会話になってる。

しばらくそんな怪しい日本語が続き、ワタシもそろそろ寝た振りやめようと思ったら旦那が一言。
「エー、オニアイ デス。ナレソメ ハ?」

もしかして「お似合いです。馴れ初めは?」って言った?
そんな上級日本語をどこで仕入れたんだろ?

母は、その上級日本語にビックリしながらも「えー、私達は、お見合い、です」とクソ真面目に日本語で答えていた。
「お見合い」なんて言葉、旦那が知る訳無いのに。

あとで聞くところによると旦那は、母がワタシ達夫婦の事を「お似合いです」と褒め返してくれたと思ったらしく、元気よく「アリガトゴザイマース!」と答えていた。

なるほど「お見合い」と「お似合い」を聞き間違えたのね。

さすがにもう会話に行き詰ったっぽい旦那は「アモーレチャーン!アモーレチャーン!」とワタシを呼び起こす。
両親の手前、いつものように「アーレッ!」と叫ばないところがやや憎いわ。

ところで何で旦那が「お似合いです。馴れ初めは?」なんて上級会話ができたかというと、先日NYで買った「旅の指さし会話帳(日本語)英語版」のおかげだった。
(ちなみに上の画像は同じ本の韓国語版)

この本スゴイの!
「どういう知り合い?」「今、平気?」「携帯、教えて」「何とかやってます」「リストラされた」等など、私達が普通に口にするような会話文ばかりが載ってるの!

この本を持つ外国人に話しかけられたらご注意。
実力以上にカジュアルな日本語で話しかけられるハズ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索