日曜日に友達と「モンスター」を観に行った。
アメリカで5ドルで何本も映画を観尽くしてたせいか、映画1本=1800円がものすごく贅沢な事をしてる気がする。
でもこの映画はワタシの住んでた州が舞台になってるから、清水の舞台から飛び降りたつもりで観に行った。

ハリウッドよりは、こういうひっそり系な映画が大好き。
簡単なあらすじを話すと、レズビアンカップルの片割れは、年下の彼女を養うべく売春を続け、ある日を境に自分の客の男をバシバシ殺してしまい、連続殺人犯になり、捕まるという話。

見どころはなんと言ってもクリスティーナ・リッチ!
「アダムスファミリー」の頃の面影はまるでなし。
役柄のために太ったらしく、二の腕が太股のようで、"Daytona beach"ってロゴのTシャツが狂おしい程似合ってた。
"アメリカのさえない少女"がはまり役だった。
野暮ったい上目遣いもパーフェクトだった。

それにしても、後味のよくない映画。
同性愛を貫く訳でもなく、最後は裏切り・・・

観賞後、同じく在米だった友達と「ワタシ達よくあんな物騒な州で、携帯も持たずに車所有して、道に迷って無事だったよね・・・」と、あまりに無防備だった頃の自分たちに呆れかえった。

こうして人間は生きる知恵をつけてゆくのか。
邪気が無いイノセント(無邪気)なのはいいかも知れないが、ただの無知とも言う。
また一つ思い知った。

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