ジローラモの料理

昨夜の夕食はジローラモが作った。

1年前から彼が「作る作る々々々々」と散々言い続けてきた料理で、それはイタリア語では長い名前があるのだけど、ワタシはサックリ「オイルフォンデュ」と呼んでいる。
フォンデュ鍋にオイルが入っているから「オイルフォンデュ」

とにかく1年越しに初めて作ってもらった。

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料理と呼ぶにはおこがましい。
フォンデュ鍋の中にオイルを入れて、スティックに刺した牛肉をその中に入れて食べる。超楽チン。
本当は他にも色々食材を入れるのだろうけど、ジローラモ家では牛肉のみだったそう。

そんな訳でワタシ達は牛肉を黙々と食べ続けた。

牛オンリーで単調なのは嫌だったので、ディップするソースとして、塩コショウ、マヨ（日本産）、バジルペースト、お好み焼きソース、タバスコ、ワサビ、醤油、ケチャップ、バルサミコ、七味唐辛子、ガーリック、キムチ、ヌッテラ（チョコレートソース）、米酢など色々試した。

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ワタシは父に連れられて小学生の時にチーズフォンデュ専門店に行った事がある。
今でこそフォンデュはありふれたものだけど、当時はかなりハイカラだった。
TVで観て衝撃を受け、父に食べに連れてってとせがんだのだ。

初めて食べたチーズフォンデュは、想像よりもはるかに大人の味で、子供心ながらガッカリしたのを覚えている。

あれ以来チーズフォンデュは食べてない。

もう十分大人になったことだし、また父とあの店に行きたい。
勿論赤ワイン飲みたいわ。

・・・・・なんて思った。