結婚はカップとソーサーのようなものだわ

2005年もそろそろ終わるな。
ガツガツ頑張ったような、ダラダラ流されたような、現実を目の当たりにしたような、とにかく自分がこれからの人生で我慢と妥協はどんなものかを知らなければいけないと思った27歳。

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婚約したての日本の友Kは今彼と広尾に住み、仕事・私生活共に順風満帆だそう。
将来の旦那は日本でSEをやっていて、結婚後も東京に住み続けるそう。
「電話遅くなってごめん〜近所にウォーキングがてらベーグル買いに行ってた」
近所にウォーキングがてらベーグル買いにですって？？？
「ワタシは仕事帰りに同じくベーグル買いに行ったけどウォルマートだよ・・・」
「サクラちゃん、私はその方が羨ましいよ」
ウォルマでベーグルは羨ましいか？

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10年来の腐れ縁の男友達Sはワタシと同い年のくせに昇進し、将来必至とされている海外勤務のため、早速上海に出張。
彼女とも来年結婚予定らしい。
「いやぁオマエなぁ、上海は飯がめちゃめちゃウマイで。これから頻繁に海外出張することになるかもな」
頻繁に海外出張ですって？？？
「ワタシは最近飛行機さえ乗ってないよ」
「オマエは海外におるやんけアホ」
だから何なのよ？

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ワタシにはKともSともそれぞれと確実に同じ道を歩んでいた時期があった。
同じ事で笑って泣いて、似たような価値観を共有してきた。
どこで道が分かれてしまったのか、そしてまた彼らと歩む道が重なることがあるのか。
これから先にいくらワタシだけ昔の道に戻ろうとしても、あの頃の友達はそこにはいないんだろうな。

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ワタシだけが成長していない気がしてならない。
精神年齢が低いのだろうか？
いくらあの頃に戻れなくても、今が幸せでも、人生はこれでオールセットなんて思いたくない。
もっと可能性を広げていきたいから、急がずとも具体的に思い描いていこう。
というのが2006年の抱負（言うだけタダ）